体験談

コミュニケーション次第でデザインがグッと変わることを再認識【harih様】

2023年2月1日

こんにちは!つねです。

今回はharih(ハイリ)様のLP制作の感想です。

こちらは1月6日から行われている(支援募集は2023年2月9日(木)午後11:00まで)クラウドファンディングに間に合うように、2022年の年末から2023年の年始にかけて制作していたものになります。

初めてご依頼者様がデザイナー様だったこともあり、私自身も学びが多く、楽しく作業させていただきました!

(もっとこの思いをもっと早く本記事を投稿したかったのですが2月になってしまいました...)

このLPはクライアント様のコンセプトや方向性が色濃く反映されたものになったのではないかなと思います。

harih(ハイリ)様との出会い

どういった経緯で出会ったのか、話したいと思います。

harih様ってそもそもどんな会社??

harih(ハイリ)様はどんな会社が端的に言いますと、ウィッグを販売する富山のスタートアップ会社です。

代表の池野さんは数年前に毛髪を失う病気にかかってしまい、自身の経験も踏まえ同じような悩みを抱えている人を支えていこうという思いから立ち上がった企業です。

詳しくはぜひLPやこちらのページを見ていただければと思います!

harih様とは仕事場が一緒!?

さて、そんなharih様ですがどういったご経緯で繋がったかと言いますと、私の仕事場がきっかけでした。

私自身、今のままではダメだと思い、環境を変えるため2022年12月にとある場所に引っ越したのですが、そこでのご縁でharihさんと出会うことができました。

初めてお会いしたのが12月の後半で、ちょうど1月上旬にオフィシャルなサイトがあれば嬉しいなとご相談いただいたので、

「間に合わせます!!サイト作らせてください!!」

この2言で出会ったからすぐにとんとん拍子でLPを制作させていただくことになりました。

環境の変化って大事ですね!!

サイトのこだわりポイント

今回制作するにあたって、意識した箇所はスタートアップ企業ということもあり、商品の訴求ポイントを見せるより、会社の世界観を優先したデザインにしたことです。

方向性が色濃く反映

harihの代表池野さんは元々デザイナーだったということもあり、ビジネスコンセプトはもちろんのことデザインコンセプトも明確にお持ちの方でした。

そのためサイトのデザインの共有はすぐにできました。

サイトは見ていただけたらわかるのですがモノトーンで統一されており、有彩色はほぼ使われていません

これは全世界、どの世代の人にも差別をしないという思いが強く込められています。

(実はデザインを起こしていた最中に有彩色の写真を入れた案もしてみたのですが案の定、即却下されました( ・∇・))

オフィシャルなサイトとして活用するLP

LPというご相談だったので最初は「広告として使うのかな?」と思っていたのですが、

話を聞いてみると広告用のためにサイトが欲しいというより、自社のサイトが欲しいという要望だったので公式サイトとして活用していただけるような構成・デザインにしました。

そのためこのサイトは更新性もしやすく、かつ池野さん自身も微修正がしやすいようにと、ノーコードツールSTUDIOで制作しております!

池野さんからの提案もすごく勉強になった!

池野さんから頂いたデザインの提案も勉強になることも多かったです。

FV(ファーストビュー)の下の流れるアイコンを元々丸で進めようとしてたら逆に池野さんがアイコンにしたら?と提案していただいて試しにやってみたらすごく可愛くなったと思いました!

LPサイトのFV箇所

↓実際に円からロゴに変更した箇所

他にもご提案いただいた箇所があるのでやってて私も参考になりました。

before
after

↑元々黒色だった会社ロゴをサイトで透明度を上げてかつ黄色がかった色に微修正。

サイトのこだわりポイント

ヒアリングからカラーは白黒、病気の人を支えたい、などキーワードや方向性が見えてきたところでサイト制作に移りました。

余白をたっぷり使い、モーションはゆっくりだけど遅すぎないようにしておしゃれな感じを出し、差し色でグレーを使って、シンプルだけど見飽きないようにしました。

まとめ

今回学んだ一番の気づき

今回デザイン制作はクライアント様と二人三脚でやるものだなと改めて気付かされました。

なんとか納期に間に合ったのも、お忙しい中スムーズにコミュニケーションをとってくださった池野さんのご対応あってのことだと思います。

クラウドファンディング開始にリリースを間に合わせるため、0の状態から2週間ほどでの制作だったのですが、

おそらくクライアント様にも満足していただけるクオリティのサイトになってんじゃないかと思っております。

密度の濃いコミュニケーション

デザイナーがデザインと実装を担当をし、

クライアント様に原稿のたたきを制作していただき...と

私と池野さんの2人で作業の決定を行い、他に作業に関係する人が少なかったおかげで順当に作業が進んだと思います。

つまり短納期でお互いが納得したサイトができた1番の要因は、密なコミュニケーションだと思いました。

ちょっとした内容はテキストベースで行い、

認識がズレてそうな箇所や確認がとても大事な箇所は電話や対面で会っ実際に画面をみて確認しながらの作業の進め方をしていました。

そのため共有もスムーズにできたこともあり納期に間に合わせることができ、かつコンセプトが詰まったサイトが完成したと思います。

デザイナーはクライアント様の要望を汲み取る力が大事。

お金を払っているクライアント様にもお手数をおかけすることにはなりますが、

ヒアリングや共有・確認などの時間を真剣に割いていただくことでより満足度の高いサイト、クライアント様の想いを表現したデザインになるような気がしました。

クライアント様にも、

  • デザインコンセプトからデザイナーさんに任せたい人
  • 自分の持っているデザインコンセプトをデザイナーさんに表現して欲しい人

などなどいろんな方がおられます。

デザイナーとして仕事をするならそれもヒアリングの中で、

「この人はこんなタイプなのかな〜」と予測して話を提案していくスキルも必要だと思いました。

最後に

僕もまだまだ学ぶことは多い身分ですが、直接クライアント様と話し合い、要件を明確にすること、それをお客様と確認しつつデザインすること、対面で話しながら作業を進めること、どれも最高の経験でした。

これからもharihのご活躍を応援していきます!

今回は以上です!

つね-MukuTree

【富山の論理派デザインオタク】Webデザインとサラダボウル屋経営のダブルワーカー | 大学在学中にWebデザインと出会う→個人でお仕事をするようになる→大学卒業と同時にフリーランス | 成長を大事に日々お仕事をしています | フリーランス歴2年目、Webデザイン歴4年目 | Webデザイン・グラフィックデザイン・Webマーケティング・ウェブ解析 | お仕事のご依頼はお問い合わせから

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