個人デザイナーにデザインを依頼する時どういった人に依頼するといいかな?
本当にこのデザイナーに依頼して大丈夫なのかな...
こんな疑問に回答します。
本記事の内容
- 安心して任せれるデザイナーの特徴7選
- 当てはまるとやばいデザイナーの特徴3選
今回は、安心して任せれるデザイナーの特徴を厳選して紹介します。
実際私も自分のタスクで手一杯の時は外注でフリーランスのデザイナーにデザインをお願いすることもありますが、
人気のデザイナーと頼りないデザイナーでは特徴がはっきりしているなと感じております。
読者さんの中にはこれから自社ビジネス拡大のために個人(フリーランス)デザイナーにデザインの依頼をしたいと思われている方もいると思いますので、今回シェアしたいと思います。
それでは早速紹介していきます!!
本記事を書いている私はWebデザイナー歴3年です。
副業でWebデザインを始めて今ではWebデザインだけで生活できるようになっております。
安心して任せれるデザイナーの特徴7選
安心して任せられるデザイナーの特徴を7つに厳選いたしました。
安心するデザイナーの特徴
- 目的がデザインすることではなくニーズにフォーカスしている
- 事前準備から丁寧で契約前から真摯に取り組んでくれる
- 返信が早くでクライアントを不安にさせない(コミュニケーション力)
- デザイナーのイメージがクラアントにも伝わるように共有が丁寧
- 必要に応じてデザイナー側から叶えたい要望に応じて提案してくる
- クライアント様自身もふわっとしている潜在ニーズを引き出してくれる
- デザインのパターンが豊富
1つずつ簡単に紹介していきます。
その①:目的がデザインすることではなくニーズにフォーカスしている
1つめはデザインする目的がビジネスの売上UPや認知度拡大、コンセプトの表現などにしていることです。
例えばバナー画像のご依頼をする時にデザイナーにはおしゃれなバナー画像を制作して欲しいと思いますが、
それ以上にクリック率の高いバナー画像を作って欲しいのが依頼者の本当の気持ちです。
そこに対して理解のあるデザイナーだと、ラフ段階から明確な集客導線まで考えて構成し、
その上でおしゃれなデザインをしてくれるのでたいへん頼りになります!
その②:事前準備から丁寧で契約前から真摯に取り組んでくれる
2つめはヒアリングの時から真剣に取り組んでくれることです。
フリーランスでお仕事をしているとデザインを納品しないとお金は入ってきません。
そのため見積もり段階では収入は確定していないのでリソースを割けないデザイナーも多いです...
しかし依頼者視点に立つならヒアリング・見積もり段階から丁寧な人の方がいいですよね。
事前に競合を調べていたり、クライアント様の情報を調べていたり、
提案資料がわかりやすかったり、見積もり段階でラフ案を作ってくれたりなど
クライアント様にも配慮してくれるデザイナーは頼りになります。
その③:返信が早い
3つ目は即レスかどうかということです。
ここも信頼につながる重要なポイントです。
連絡をいただいたらすぐに返事をしてくれる方が理想ではありますが、
デザイナー側もデザインをすることがメインのお仕事ですからすぐに返信というのは難しいことがあります。
それでも日を跨ぐ前に連絡を一報があると安心します!
コミュニケーションが良好かどうかも依頼する時の大事です。
コミュニケーションがスムーズな人であればあるほどデザインのイメージ共有がしやすい印象が個人的にあります!
その④:デザイナーのイメージがクラアントにも伝わるような丁寧な共有
イメージ共有の際に「おしゃれな感じ」や「かっこいい感じ」などふわっとしたニュアンスで伝えることが多いですが、それをより具体的に落とし込んでくれるデザイナーは頼りになります。
例えばかっこいい感じを参考デザインを見せて「これっぽい感じですか?」というように提案してくれたり、
ポディショニングマップを使ってくれるとイメージが湧きやすくなります。
言語化が得意な人や言葉のセンスがある人であれば、
「大人っぽいかっこよさですか?」みたいにより具体的な言葉で言語化をしてくれると期待できます。
提案する時も資料を持って提案してくれると最高です!!
その⑤:必要に応じてデザイナー側から叶えたいニーズに応じて提案してくる
クライアント様のニーズが集客で売上を上げたいだった場合、
元々はHPを作って欲しくて相談していたけど話をしていたらHPではなく、
チラシの方が集客効果が高いと判断しHPの前に先に制作した方がいいのでは?と思わせてくれるデザイナー、
または提案してくれるようなデザイナーは安心して依頼できます!
自分の利益ではなくクライアント様の要望を叶えようとしてくれる姿勢が伝わり、任せたくなります。
しかもそんなデザイナーはがめつさを感じさせないのが伝え方で提案する方法を熟知していることが多いです。
ただこれはヒアリング力が長けているデザイナーでないと難しい高等テクニックですが人気なデザイナーほど身につけている印象です。
その⑥:クライアント様自身もふわっとしている潜在ニーズを引き出してくれる
ヒアリングの中でクライアント様自身の気がついていない要望を感じ取れるデザイナーは安心できます。
私の事例で恐縮ですがロゴを依頼を受けた際に、
やぎをモチーフにしたデザインにしたいという要望がありました。
どうしてやぎにしたいのかと聞くと「やぎのシルエットがYに見えるから」ということでした。
ただ他にも叶えたい要望やコンセプトをよくよく聞いていくと、Yということよりも紙を食べている、ということの方が伝えたいメッセージということがなんとなく伝わってきました。
このやぎでYっぽさではなく、紙を食べている方に印象を与えるふうにしたらと提案して制作したのが下記のロゴです。
その⑦:デザインのパターンが豊富
当たり前かもしれませんが、いろんなパターンのデザインができる人は頼りになります。
デザインを通して与えたい印象の表現方法はデザインのパターンによって大きく変わってきます。
デザインパターンが豊富かどうかを見極めるにはデザイン歴やそのデザイナーさんの制作実績などを見せていただくのがおすすめです。
当てはまるとやばいデザイナーの特徴3選
続いて、逆に安心できない、当てはまるとやばいデザイナーの特徴を3つご紹介していきます。
やばいデザイナーの特徴
- 返信が1日以上立ってもこない
- 自分が初心者であることをアピールしてくる
- 自分勝手で自分の作品をアートだと思っている
その①:返信が1日以上立ってもこない
返信が営業日換算で一日以上たってもこない人は注意が必要です。
単純に発注者として不安になるからです。
私の場合、返信がもらえないと心配になり別のタスク中でもふと気になることがあるので忙しい場合でも「後ほど確認します!」と伝えられるだけで全然違ってきます!
その②:自分が初心者であることをアピールしてくる
ヒアリング段階で初心者ですが頑張ります!と保険をかけてくる人は注意が必要です。
また自信がない人ほど不安になったらどうすればいいかクライアント様に提案してきてクライアント様も困らせてしまい、クライアント様に労力を取らせることもあります。
仮に初心者だったとしても堂々と振る舞ってくれていた方が一緒に仕事をしていて楽しいですし、
わからないことがあっても自分で調べてどうしてもわからなかったり、難しいことだけをまとめて相談してくれるケースが多いです。
その③:自分勝手で自分の作品をアートだと思っている
自分のクリエイティブ物に関してアートだと思っている人も中にはいるので注意が必要です。
クライアント様の意見を聞かず、インスピレーションで独断で判断をしてデザインを進める方もいます。
中にはクライアント様の要望とはずれていたとしてもあまり修正をしたがらない方ももいます。
さらに結構勧めていただいたのでクライアント様も修正を依頼するのも申し訳気持ちになります。
デザイナーのお任せで大丈夫な方でしたら問題ありませんが、イメージがちゃんと伝わっているか不安な方は細かく確認をしてくれるデザイナーの方が仕事を依頼してストレスなく作業ができます。
まとめ
今回は安心して依頼をできるデザイナーの特徴と当てはまったらやばいデザイナーの特徴をご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。
個人的にデザイナーとしてお仕事をする上でクライアント様を不安にさせて仕事をすると満足度の高いデザインはできないと思っています。
また本当に責任感のないデザイナーに当たってしまうと途中で逃げられたりするケースもありますので見極めは本当に大事です。
本当にいいデザイナーはクリエイティブ物がいいことはもちろん、一緒に仕事をしていても気持ちがいいものです!!
デザイナーにお仕事を依頼する時は、ぜひ今回紹介した特徴に当てはまっていないか確認していただけると幸いです。